令和6年分の確定申告を作成しました。
毎年いろいろ戸惑うのですが、戸惑った点を中心に書いていきます。
申告するもの
夫はサラリーマンなので、基本的に会社で源泉徴収されています。
ですので、確定申告を行っているのは以下のものです。
- 医療費控除
- 特定口座の損益
- ふるさと納税
医療費控除の入力は、今年は数が多いので事前に行っていました。
入力環境
毎年e-Taxで申請しようと考えるのですが、最終的には紙で印刷して、郵送しています。
その理由は以下です。
使用いているスマホは、安価な中国製のためかマイナンバーカードを読み込めません。
ですので、e-Taxは使用できません。
それではICカードリーダーを買えば良いかと毎年考えます。
それで今年もICカードリーダーをアマゾンで探して見たりしました。
そして毎年思うのです。
Linux対応をうたっているものもあるのですが、古かったり、高かったりしますので、そこで諦めてしまいます。
まあ、年に一回しか使わないのでいいかと。
またe-Tax自体は、Linux対応とは書いていないのですが、入力して印刷するまでは普通に使えているので、毎年この環境で確定申告を作成しています。
(Linuxの種類によっては、フォントを別途インストールしないと、うまく印刷出来なかったと思います。)
令和6年版の確定申告作成サイトについて
入力インターフェイスは、前年と比べて若干変更されていました。
なので最初戸惑うかもしれませんが、10分位操作していくと、何となく分かるようになりました。
尚、確定申告作成サイトは、前年のデータを引き継いて、ある程度入力項目が省略できるのですが、なぜか前年のデータが見つからず、最初から入力しなければなりませんでした。
源泉徴収票の入力
初めに源泉徴収票から入力して行きます。
基本的にどこの欄の数字を入力すればよいか図示させているので、間違いにくいですが、入力漏れがないようにします。
そして夫の会社の源泉徴収票はなぜか文字が小さく、虫眼鏡が必要でした。
そして源泉徴収票の入力が終了したら、一旦支払う金額を出してみて、納付も還付も0円なら、正しく入力されていますので、次に進みます。
医療費控除の入力
医療費控除は、件数が多いのでエクセルで入力していました。
家のパソコンにエクセルは入っていませんので、無料で使えるマイクロソフトのサイトにある、エクセルオンラインで作成しました。
Windowsでなくても使えるのは助かります。
エクセルの雛形は、確定申告作成サイトからダウンロードできますので、これを利用しました。
雛形自体は昨年と同じもので、戸惑うことはなかったです。
そして作成したエクセルファイルをアップロードすれば、入力は完了です。
株式特定口座損益の入力
各証券会社のサイトから、特定口座の損益計算書のPDFファイルをダウンロードしておきます。
これを確定申告作成サイトで入力しますが、入力箇所も多くないので、ここもそれほど戸惑いはなかったです。
今年は少し、利益が出ていました。
ふるさと納税の入力
今回、三ケ所でふるさと納税を行いました。
ここも、ふるさと納税証明書があれば、特に戸惑うことなく入力は完了しました。
今回は、入力に関しては、それほど戸惑いはなかったです。
納税金額を確認
今回は、医療費控除が多かったので、還付金が出ると思っていたのですが、株の利益の方が多かったらしく、納税しなくてはならなくなりました。
そこで納税方法を確認しました。
前回も納税したのですが、前回は税務署からはがきが来て、それから振り込みを行ったと思います。
しかし今回からは、ハガキが来なくなると記載がありました。
ここは確認しておいて良かったです。
それでキャッシュレス等の納税方法を確認したのですが、キャッシュレスにするにはe-Taxへの登録が必要なものが多かったです。
e-Taxに登録するにはマイナンバーカードを読み込めるスマホか、ICカードリーダーが必要だったので、今回は諦めてコンビニで納付する形にしようと思います。
しかしコンビニ納付でも、ローソンのロッピーで読み込むQRコードを印刷しなければならなかったりと、面倒になっています。
この辺は、改悪だと思うのですが、はがき代の経費削減でしょうか。
あるいはe-Taxに移行させたいのかと思います。
しかしLinuxには今後も対応しないのだろうな、とも思って諦めています。
以上、これから確定申告を作成する人の参考になればと思います。
